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help リーダーに追加 RSS 「そんなの生まれたばかりのへびの赤ちゃんにだってわかること」

<<   作成日時 : 2005/12/14 18:48   >>

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『すきまのおともだちたち』
   著・江國香織 / 挿絵・こみねゆら (白泉社・2005年)

一応「趣味:読書」と言わせてもらっています。
約14年間の一人っ子の時代、そしてそれからも、本は姉妹くらい近いところに位置しているだろうね。
それくらい身近な存在。

しかし!基本的には小説しか読みません。
そして向こうから読み解かせてくれないものも読みません(笑)つまりは難解な文学作品。
文学科に所属している身なんだから、しっかり読まなきゃいけないってわかってはいるのだけれど。
だって、こころが休まらなければ意味がない。
人によって意義は様々だろうけれど、
あたしにとって、読むことの一番の目的は知識をつけることではなく、大人ぶることではなく、
心を正常なポジションに戻すことなんだろうと思う。
荒れた心を静め、沈んだ心を元気づけるため。

で、お気に入りの作家、一人目はやはり江國香織です。
彼女自身で日本語(ひらがな・カタカナ・漢字)を慎重に選んでいるから読んでて心地良い。
  「じゃこじゃこのビスケット」とか、
  「はだしの足が白砂につぷつぷと沈み」とか、
  それから、「彼氏」でなく「恋人」と呼ぶところ。
心にさらさらと色がつく、そういう感覚。
あたしの書く文章・そもそもの、ものの考え方に影響を与えた作家の一人です。

今読んでいるのは『すきまのおともだちたち』
これは童話めいた不思議な話なのだけれど、
文章がきりっとしているので大人でも抵抗なく読めます。
あえてストーリーは紹介しません。(あらすじとか苦手なの)
素敵!と思うような描写がたくさんあって、心に栄養をつけるにはもってこいだと思う。
フランスで暮らしていたイラストレーター・こみねゆらの挿絵もとても綺麗です。

日本語を意識せずとも話せることに幸せを覚える一冊。

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