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『すきまのおともだちたち』 著・江國香織 / 挿絵・こみねゆら (白泉社・2005年) 一応「趣味:読書」と言わせてもらっています。 約14年間の一人っ子の時代、そしてそれからも、本は姉妹くらい近いところに位置しているだろうね。 それくらい身近な存在。 しかし!基本的には小説しか読みません。 そして向こうから読み解かせてくれないものも読みません(笑)つまりは難解な文学作品。 文学科に所属している身なんだから、しっかり読まなきゃいけないってわかってはいるのだけれど。 だって、こころが休まらなければ意味がない。 人によって意義は様々だろうけれど、 あたしにとって、読むことの一番の目的は知識をつけることではなく、大人ぶることではなく、 心を正常なポジションに戻すことなんだろうと思う。 荒れた心を静め、沈んだ心を元気づけるため。 で、お気に入りの作家、一人目はやはり江國香織です。 彼女自身で日本語(ひらがな・カタカナ・漢字)を慎重に選んでいるから読んでて心地良い。 「じゃこじゃこのビスケット」とか、 「はだしの足が白砂につぷつぷと沈み」とか、 それから、「彼氏」でなく「恋人」と呼ぶところ。 心にさらさらと色がつく、そういう感覚。 あたしの書く文章・そもそもの、ものの考え方に影響を与えた作家の一人です。 今読んでいるのは『すきまのおともだちたち』 これは童話めいた不思議な話なのだけれど、 文章がきりっとしているので大人でも抵抗なく読めます。 あえてストーリーは紹介しません。(あらすじとか苦手なの) 素敵!と思うような描写がたくさんあって、心に栄養をつけるにはもってこいだと思う。 フランスで暮らしていたイラストレーター・こみねゆらの挿絵もとても綺麗です。 日本語を意識せずとも話せることに幸せを覚える一冊。 |
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